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勝手に人物評その3(久しぶりだ)ということで。
董卓。悪逆非道、暴虐の限りをつくした大悪人・・・ということですが、はたして?
下記にも書いておりますが、若いころのエピソードを見るに、なかなか気前の良い、好漢であったようです。おそらく、部下を可愛がることのできる親分気質の人物だったのでしょう。
また、演義では李儒という人物が董卓のブレーンとして暗躍しますが、正史ではそんなことはありません。してみると、董卓ってのは、暴虐さと狡猾さを併せ持った人物で、ただの強欲バカではなかったのかもしれません。
例えば、彼は相国となりましたが、禅譲についてはあまり積極的ではなかったようです。袁術が皇帝を自称して自滅したことからも分かるように、董卓も皇帝を名乗ることの不利は十分、分かっていたのでしょう。けっしてバカではありません。
また、洛陽を焼き払って長安へ強行遷都したのも考えてみれば中々の策士ぶりです。もともと守りにくい洛陽を何の躊躇もなく焼き払うというのは出来るようで出来るこっちゃありません。まあ、住民のことなんかいっこも考えてなかったんでしょうけど・・・。呂布に暗殺されなければ、彼の政権は長安一帯でそれなりに長持ちしたのかもしれません。
董卓の死後、董卓軍はあっというまに空中分解してしまいます。董卓なる人物の、ある意味でカリスマ性を感じるところです。すくなくとも私利私欲の塊のような彼の軍団を纏め上げるだけのものを持っていたのでしょう。体制側にいなければ、かなり魅力的なアウトローヒーローになってたのかもしれません。
彼はたしかに悪逆非道の人物であったとは思いますが、それは彼のそばに優秀なブレーンがいなかったことも一因ではないか、と思います。
もし、彼が体制側ではなく、緑林のような徒党にいれば結構な貫禄であったのかもしれません。悪漢としてのスケールは袁術だとか陶謙だとかの比ではありません。
正直、かれの無茶苦茶ぶりがどこまで計算でどこまで天然なのか、よくわからんところです。
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